■徳島の農産品の有効利用
本年度に於ける活動状況は、定期分科会は実行しておりませんが徳島県で発生する農産物の加工時に発生する切れ端等の廃材の有効利用に取り組み、機械開発とともに食品開発を行い、また販売ルートの開拓に取り組んでいます。内容は人参やさつまいもの加工調理時に発生する本来廃棄物となる切れ端等を原料として、ボール状やスティック状に成形加工しレストランや病院等への販売アプローチをしています。
今後に付いては、長期保存性やテクスチャーの改良等ユーザーニーズにあった開発をし、より付加価値の高い商品造りの方向へ進めていきたいと思いますので原料面や技術面また、販売面においてテクノ2000徳島の会員の方々のアドバイスや指導を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
以上、簡単でありますが本分科会の現状及び今後の取り組みについて報告致します。
分科会メンバーの紹介
(株)セイシン工業 河 野 武 夫
大亜ツール工学(株) 大 向 弘 重
有限会社エレテック 桑 原 賢 二 (株)筒井エンジニアサービス 筒 井 祥 奉
ルネサンス総合企画 中 妻 淳 一
■機能性印刷物の開発
■目 的
印刷技術・印刷メディア・印刷ソフト等の情報を収集し、印刷を主体とした新技術、新商品の企画開発
■目 標
グループで、新製品の企画商品化
■現 状
分科会の事務局を設置し、月1回程度の企画検討会議を行い、現在徳島のイメージキャラクター『トクシマン』と徳島伝統の阿波踊りのマジックプレートのテスト販売中です。
分科会メンバーの紹介
(株)本家松浦酒造場 松 浦 一 雄
徳島県教育印刷(株) 中 浦 孝 夫
浜口電機(株) 濱 口 芳 暉
(株)商業美術広告社 前 田 豊 朗
■バリアフリー分科会
■活動内容
毎月1回、場所は都合のつく各社持ち回りで工場見学実施後、会議室を借り夕方の約2時間で行っています。
■会の進め方
・ 共同で一から新製品開発を始めるときはトラブルが起きないよう規約を作り協同組合を組織して共同出資してからやる。
・ 共同開発で製品化できたとき発案者と製作者の関係については
a.特許権:発案者(発案の企業)が持つ
b.利益の分配:メンバーの中で何かそのものの製作援助ができるとか、プラスになるものが有ればよいとの認識で行う。
・ バリアフリーに関する各社内の問題は各社毎のテーマとしメンバーが応援して作り上げていく。
当面は・の方向で「医療用ストッキングの着用補助具の改良開発」テーマを始め一つずつ進めていきたいと考えております。
■展望及び雑感
・ 各社を見学することでメンバー会社の内容や問題点もよく解ると共に、メンバー間の親密度も増してき何かできるのではないかと思えるようになってきた。
・ オートマチック車が当初身障者用に開発され一般化されたようにバリアフリーの考え方も身障者を中心としたものから始まり最近はありふれた言葉となり種々の製品開発のなかに生かされてきている。又、福祉、介護、リハビリ用品等もユニバーサルデザイン商品へと開発が進みつつあるようですが、本会は大きなテーマでなく身近なものから進め、まとまったテーマに発展し商品開発ができるようしていきたい。
分科会メンバーの紹介
1.(株)アスカ 産業機械部品、カーボン繊維品 田 中 裕 之
2.中道鉄工(株) ベアリング組立機、各種省力自動機 中 道 武 雄
3.コロナ工業(株) 循環温水機、他 以 西 常 一
4.(株)商業美術広告社 広告、デザイン 前 田 豊 朗
5.(株)アワード 木工製品他、総合企画デザイン 黒 河 昭 一
6.(有)阿波技研 ウレタン材料、製品 田 中 公 明
7.東光(株) 医療用パンスト、インナー他 細 束 正 一
■新商品について考える会
当部会は、以前からの「種だし」の部会等を経て平成11年度より「新商品について考える会」として新たに発足致しました。
平成11年度の活動については、分科会の性格上具体的な活動が出来ませんでしたが、改めて分科会の運営方針について整理し、全会員の方が利用できる様分科会の運営システムについて報告します。
■新商品について考える会の運営システム
1.テクノ2000徳島に於ける分科会の位置付け
テクノ2000徳島に於ける新規アイデア提案の窓口とする。
2.分科会の世話役
セブンライス工業(株)魚 住 政 明 電話088−692−3017(セブンライス工業(株))
3.新規アイデア提案システム
・ 提 案 者 (アイデアの提案)
・
・ 新商品について考える会 (提案者と共に分科会で検討し計画書を作成)
・
・ テクノ2000徳島事務局 (定例会議題への組み込み)
・
・ 直近の定例会に提案 (提案者よりアイデア発表)
・
・ 定例会にて参加者募集
・
・ 新規分科会発足 (新商品について考える会の役割終了)
分科会メンバーの紹介
(株)山村鉄工所 岡 島 博
阿波スピンドル(株) 木 村 雅 彦 近藤電子(株) 近 藤 敏 則
三晃産業(株) 石 川 雅 一 富田製薬(株) 富 田 純 弘
大亜ツール工学(株) 大 向 弘 重 三協電設工業(株) 近 藤 晋 啓
富士建設工業(株) 小 林 宏 樹 (株)ヒラノファステック 平野敬太郎
■プラネット (流通を考える会)
(プラザネットワーク)
98年度に新しく発足した部会です、テクノ2000徳島のグループで発表した商品・開発した製品等の流通をいかに社会へアピールするかを考えて活動していく会です。
メンバーの名簿を昨年より研究、資料集めから始まり製作にいたりました。
まずメンバーをよく知り、事業の内容、その他の事業、技術等を把握することより始め、他の異業種グループにテクノ2000徳島のメンバーの紹介を通して今後、交流、情報交換等ができればと考えております。
99年度の部会活動はインターネットを通じての異業種グループのネットワーク作りです。プラネットのホームページの作成。ホームページでメンバーの紹介をして行きたいと思っております。また、他の異業種グループとインターネットのネットワーク作りにより情報の交換、交流、を考えております。
分科会メンバーの紹介
ユニテック株式会社 西 浦 英 樹
協業組合徳島印刷センター 多 田 昭 夫
ルネサンス総合企画 中 妻 淳 一
有限会社柏木工業 柏 木 寿 之
有限会社エレテック 桑 原 賢 二
三晃産業(株) 石 川 雅 一
徳島県教育印刷(株) 中 浦 孝 夫
■徳島ウッドプロジェクト
■目 的
徳島県産木材を素材の主体とした商品開発、販売。
地球と人にやさしい商品開発、販売。
■目 標
ニーズ、企画、計画、見積を確定し、事業化を目指す。
■現 状
TWP部会は、1999年6月に発足し、月2回会議、見学、実習、受講等を開催して商品開発をしている。
8月末現在、新年度向け商品として『県産杉を使用した鏡割り小型桶』を開発中である。伝統的な桶の製造技術による水漏れ防止技術を開発することと、杉素材による風味と浸透性をテストしていくことが課題となっている。再度、ニーズ、企画、計画、見積を検討するとともに事業化における課題も整理していく。
また、9月からは、新テーマを平行して検討していく。
■今 後
部会運営上の問題点、開発過程における問題点が出た場合は早急に部会にて処理する。
情報伝達(報告、連絡、相談)を徹底する。
分科会メンバーの紹介
(株)アワード 黒 河 昭 一
(株)商業美術広告社 前 田 豊 朗
徳島県教育印刷(株) 中 浦 孝 夫
(株)本家松浦酒造場 松 浦 一 雄
(有)阿波技研 田 中 公 明
大亜ツール工学(株) 大 向 弘 重
徳島市立木工会館 吉 田 努(オブザーバー)